風が舞う。

踊るように髪がなびいた。


…苦しい…

伸びた分だけ思いの重さに押しつぶされていく…。

苦しい…?


貴方に逢えたこと…それすらも苦しくなっているのだろうか…
貴方と一時を過ごせた事…それも苦しくなっているのだろうか…?

この想いがかなう事がないなんて、分かりきっていた事なのに
分かっているのに苦しいなんて…
私に言える事なのか?

弱音を吐く位なら自覚する前に止めればよかったのに。

他の人をココロに招きいれてた。

そんな事…
分かっていたのに…

分かっている…なのに…

何故涙は溢れるのだろう?
何故苦しいのだろう?


髪が伸びた分だけ過去が、
気持ちが圧し掛かってくる。

苦しい…

けれど、その過去と気持ちを捨てられる程私は強くない。


強くはないが…
いつかこの気持ちを切り捨てて見せよう。












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